配信者が選ぶべき RTX5060Ti ゲーミングPC スペック

目次

配信用PCに求められる性能とは

配信用PCに求められる性能とは

RTX5060Tiが配信者に最適な理由

配信活動を本格的に始めるなら、RTX5060Tiを搭載したゲーミングPCが最もバランスの取れた選択になります。

配信では単にゲームを動かすだけでなく、エンコード処理や配信ソフトの動作、さらにはチャット管理やブラウザでの情報確認など、複数のタスクを同時にこなす必要があるからです。

RTX5060TiはBlackwellアーキテクチャを採用し、第4世代RTコアと第5世代Tensorコアを搭載することで、レイトレーシング性能やAI性能を大幅に向上させています。

特に配信で重要なのがNVENCエンコーダの性能で、RTX5060TiではAV1エンコードに完全対応しており、CPUに負荷をかけずに高画質な配信が実現できるのです。

配信者にとってエンコード性能は生命線。

なぜなら、視聴者に届ける映像品質が配信の評価を左右するからです。

RTX5060Tiに搭載されたNVENCエンコーダは、従来モデルと比較して画質と効率が飛躍的に向上しており、1080p60fpsはもちろん、1440p配信でも余裕を持って対応できます。

さらにDLSS 4に対応したことで、ゲーム側の負荷を軽減しながら高フレームレートを維持できるため、配信中でもゲームプレイが快適になるわけです。

配信とゲームを両立させる負荷分散の考え方

配信PCを構築する際、多くの方が見落としがちなのが負荷分散の概念です。

ゲームをプレイしながら配信するという行為は、PC内部で複数の重い処理が同時進行することを意味しています。

ゲームのレンダリング処理はGPUが担当し、配信エンコードもGPU内のNVENCが処理し、配信ソフトの制御やチャット管理、ブラウザ表示などはCPUが担当するという役割分担が発生するのです。

この負荷分散を適切に行うには、GPU性能だけでなくCPU性能、メモリ容量、ストレージ速度のすべてがバランス良く揃っている必要があります。

RTX5060Tiを中心に据えたシステム構成では、CPUにCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700Xクラスを組み合わせることで、配信中でもCPUボトルネックが発生しにくい環境を作れます。

メモリは最低でも32GBを確保し、配信ソフトやブラウザ、ゲームが同時に快適に動作する余裕を持たせることが重要なのです。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

配信プラットフォーム別の推奨設定

配信プラットフォームによって推奨されるエンコード設定は異なります。

Twitchでは1080p60fps、ビットレート6000kbps程度が標準的な設定となっており、YouTubeライブでは1080p60fpsで8000〜12000kbps、1440p60fpsなら12000〜18000kbpsが推奨されています。

RTX5060TiのNVENCエンコーダなら、これらすべての設定に対応可能で、さらに余裕を持ってエンコード品質を「高品質」や「最高品質」に設定できるのが強みです。

配信ソフトとしてOBS Studioを使用する場合、RTX5060Tiではエンコーダに「NVIDIA NVENC H.264」または「NVIDIA NVENC AV1」を選択できます。

AV1エンコードは同じビットレートでもH.264より高画質な配信が可能ですが、プラットフォーム側の対応状況を確認する必要があります。

YouTubeは完全対応していますが、Twitchは一部制限があるため、配信先に応じて使い分けるのが賢明でしょう。

RTX5060Ti搭載PCの最適CPU選択

RTX5060Ti搭載PCの最適CPU選択

Intel Core Ultra 7 265Kの配信適性

配信用途でIntel CPUを選ぶなら、Core Ultra 7 265Kが最もコストパフォーマンスに優れた選択になります。

Lion CoveとSkymontのハイブリッドアーキテクチャを採用し、高性能コアと高効率コアを使い分けることで、配信のような複数タスクを同時処理する場面で真価を発揮するのです。

Core Ultra 7 265Kは20コア(8P+12E)構成で、ゲームプレイは高性能コアが担当し、配信ソフトやブラウザなどのバックグラウンドタスクは高効率コアが処理するという理想的な負荷分散が自動的に行われます。

Core Ultra 7 265Kの大きな利点は、発熱が抑制されている点です。

従来のCore i7シリーズと比較して消費電力が最適化されており、長時間の配信でもCPU温度が安定しやすく、サーマルスロットリングによる性能低下のリスクが少なくなっています。

配信は数時間にわたる長丁場になることが多いため、この熱設計の改善は実用上大きなメリットといえるでしょう。

さらにCore Ultra 7 265KにはNPUが統合されており、将来的にAI機能を活用した配信支援ツールが普及した際にも対応できる拡張性があります。

OBS StudioのAIノイズ除去機能やバーチャル背景処理などをNPUにオフロードできれば、CPUとGPUの負荷をさらに軽減できる可能性があるのです。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43458 2457 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43209 2261 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42232 2252 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41518 2350 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38962 2071 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38885 2042 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37640 2348 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37640 2348 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35995 2190 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35853 2227 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 34087 2201 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33220 2230 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32849 2095 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32737 2186 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29537 2033 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28816 2149 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28816 2149 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25696 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25696 2168 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23309 2205 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23297 2085 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 21057 1853 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19694 1931 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17902 1810 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16200 1772 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15435 1975 公式 価格

AMD Ryzen 7 9700Xの配信パフォーマンス

AMD派の配信者には、Ryzen 7 9700Xが最適な選択肢になります。

Zen 5アーキテクチャを採用したRyzen 7 9700Xは、8コア16スレッド構成でありながら、IPCの向上により前世代から大幅に性能が向上しています。

配信では複数のスレッドを効率的に使えるアプリケーションが多いため、16スレッドという構成は配信ソフト、ゲーム、ブラウザを同時に動かす環境で理想的なバランスを提供してくれるのです。

Ryzen 7 9700Xの特徴は、消費電力あたりの性能効率が非常に高い点にあります。

TDP 65Wという低消費電力設計でありながら、ブースト時には十分な性能を発揮するため、冷却システムへの要求が緩和され、静音性の高いPC構成が可能になります。

配信中はマイクが常時オンになっているため、PC動作音が配信に乗ってしまうのは避けたいところですよね。

Ryzen 7 9700Xなら空冷クーラーでも十分に冷却でき、静音性を保ちながら配信できるのです。

さらにRyzen 7 9700XはDDR5-5600メモリに対応しており、メモリ帯域幅の向上が配信のような複数タスク環境で効果を発揮します。

配信ソフトは意外とメモリ帯域を消費するため、高速なメモリアクセスが可能なプラットフォームを選ぶことは、配信の安定性向上に直結するのです。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55HH

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55HH
【ZEFT Z55HH スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55HH

パソコンショップSEVEN ZEFT R65X

パソコンショップSEVEN ZEFT R65X
【ZEFT R65X スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースThermaltake The Tower 100 Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65X

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AH

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AH
【ZEFT Z56AH スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AH

パソコンショップSEVEN ZEFT R57GB

パソコンショップSEVEN ZEFT R57GB
【ZEFT R57GB スペック】
CPUAMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6300Gbps WD製)
ケースCoolerMaster HAF 700 EVO 特別仕様
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R57GB

ゲーム特化ならX3Dモデルも視野に

FPSやバトルロイヤル系のゲームを配信するなら、Ryzen 7 9800X3Dも検討する価値があります。

3D V-Cacheを搭載したX3Dモデルは、大容量のL3キャッシュによってゲーム性能が飛躍的に向上しており、特にフレームレートの安定性が求められる競技性の高いゲームで威力を発揮するのです。

配信中でもフレームレートの落ち込みが少なく、視聴者に滑らかなゲームプレイを見せられるのは大きなアドバンテージになります。

ただしRyzen 7 9800X3Dは価格がRyzen 7 9700Xより高く、配信エンコード自体の性能向上はそれほど大きくありません。

ゲーム性能を最優先するか、コストパフォーマンスを重視するかで選択が分かれるところでしょう。

配信の主目的がゲームプレイの魅力を伝えることであり、視聴者が高フレームレートの滑らかな映像を期待しているなら、X3Dモデルへの投資は十分に価値があるといえます。

CPU選択の結論

配信用途でのCPU選択をまとめると、コストパフォーマンスと配信安定性を重視するならCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700X、ゲーム性能を最優先するならRyzen 7 9800X3Dという選択になります。

どのCPUを選んでもRTX5060Tiとの組み合わせでボトルネックは発生しにくく、快適な配信環境を構築できるでしょう。

メモリ容量と速度の最適解

メモリ容量と速度の最適解

配信に必要なメモリ容量は32GB

配信用PCのメモリ容量は、32GBが最低ラインで、余裕を持たせるなら64GBが理想です。

ゲームだけをプレイするなら16GBでも足りる場合がありますが、配信ソフト、ブラウザ、チャット管理ツール、音声ミキサーソフトなどを同時に起動する配信環境では、メモリ使用量が20GBを超えることも珍しくありません。

メモリ不足に陥るとスワップが発生し、ストレージへのアクセスが頻発することで配信が不安定になったり、ゲームのフレームレートが急激に低下したりするリスクがあるのです。

32GBあれば、一般的な配信環境で余裕を持って運用できます。

OBS Studioで配信しながら、Chromeで複数のタブを開き、Discordでボイスチャットをし、Spotifyで音楽を流すといった使い方でも、メモリ使用率は70〜80%程度に収まるでしょう。

残りの20〜30%のバッファがあることで、システムが安定し、予期しないメモリ不足によるクラッシュを防げるのです。

64GBを選択するメリットは、将来的な拡張性と、より高度な配信環境への対応です。

例えば、複数のゲームを同時に起動してゲーム間を切り替えながら配信したり、動画編集ソフトを配信の合間に起動して簡単な編集作業を行ったりする場合、64GBあれば快適に作業できます。

配信を本業として考えているなら、64GBへの投資は決して無駄にはならないでしょう。


DDR5-5600が現実的な選択

メモリ規格はDDR5-5600が主流になっており、Intel Core Ultra 200シリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも標準でDDR5-5600をサポートしています。

より高速なDDR5-6000やDDR5-6400も選択肢としてありますが、配信用途では体感できるほどの性能差は出にくく、価格差を考えるとDDR5-5600で十分なのです。

メモリの選択で重要なのは、速度よりも容量と安定性です。

配信は長時間の連続稼働が前提となるため、メモリエラーによるクラッシュは絶対に避けたいところですよね。

信頼性の高いメーカー製メモリを選ぶことが、安定した配信環境を構築する上で欠かせません。

BTOパソコンを選ぶ際は、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった定評のあるメーカーのメモリを搭載したモデルを選ぶのが賢明でしょう。

デュアルチャネル構成は必須

メモリはデュアルチャネル構成で使用することが絶対条件です。

32GBなら16GB×2枚、64GBなら32GB×2枚という構成にすることで、メモリ帯域幅が倍増し、システム全体のパフォーマンスが向上します。

配信のような複数タスクを同時実行する環境では、メモリ帯域幅がボトルネックになりやすいため、デュアルチャネル構成にするだけで体感できるレベルの性能向上が得られるのです。

BTOパソコンを購入する際は、メモリ構成を必ず確認しましょう。

標準構成で16GB×1枚になっている場合は、カスタマイズで16GB×2枚に変更する必要があります。

価格差はわずかですが、性能差は歴然としているため、ここをケチるのは得策ではありません。

ストレージ構成の戦略

ストレージ構成の戦略

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN SR-u5-4060DH/S9ND

パソコンショップSEVEN SR-u5-4060DH/S9ND
【SR-u5-4060DH/S9ND スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH160 PLUS Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u5-4060DH/S9ND

パソコンショップSEVEN SR-u7-6170D/S9

パソコンショップSEVEN SR-u7-6170D/S9
【SR-u7-6170D/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u7-6170D/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J
【ZEFT Z57J スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IS

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IS
【ZEFT Z55IS スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IS

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55V

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55V
【ZEFT Z55V スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS TUF Gaming GT502 Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
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パソコンショップSEVEN ZEFT Z55V

システム用とデータ用の分離が基本

配信用PCのストレージ構成は、システム用とデータ用を分離する2ドライブ構成が最適です。

システムドライブにはOSと配信ソフト、ゲームをインストールし、データドライブには録画ファイルやクリップ、配信アーカイブを保存するという使い分けをすることで、ストレージの負荷を分散し、システムの安定性を高められます。

配信中は録画ファイルへの書き込みが連続的に発生するため、システムドライブとデータドライブが同じだと、ゲームのロード時間が延びたり、配信ソフトの動作が不安定になったりするリスクがあるのです。

システムドライブには1TBのPCIe Gen.4 SSDを選択するのが現実的です。

OSとアプリケーション、主要なゲーム数本をインストールしても500GB程度で収まるため、1TBあれば十分な余裕があります。

PCIe Gen.5 SSDも選択肢としてありますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になる上、価格も高いため、配信用途ではGen.4で十分なパフォーマンスが得られるのです。

データドライブには2TB以上のPCIe Gen.4 SSDを推奨します。

配信の録画ファイルは1時間で10〜30GB程度になることもあり、複数の配信アーカイブを保存していると、あっという間にストレージを圧迫してしまいますよね。

2TBあれば数十時間分の録画を保存でき、定期的に外部ストレージやクラウドにバックアップする運用で快適に使えるでしょう。

SSDメーカーの選び方

BTOパソコンでストレージをカスタマイズする際は、メーカーを選択できるショップを選ぶのが重要です。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーのSSDを選ぶことで、長期間の安定稼働が期待できます。

特にWDのWD_BLACK シリーズやCrucialのP5 Plusシリーズは、配信用途に適した高速かつ安定性の高いモデルとして定評があるのです。

安価なノーブランドSSDは避けるべきでしょう。

配信中にストレージエラーが発生すると、録画データが破損したり、最悪の場合システムがクラッシュして配信が中断したりするリスクがあります。

視聴者との信頼関係を築く上で、配信の安定性は何よりも重要ですから、ストレージには信頼性の高い製品を選ぶべきなのです。

HDDは補助ストレージとして

配信アーカイブの長期保存用として、HDDを補助ストレージに追加するのも効果的です。

SSDは容量あたりの単価が高いため、視聴頻度の低いアーカイブをすべてSSDに保存するのはコスト効率が悪くなります。

4TB〜8TBのHDDを追加し、配信後1週間程度経過したアーカイブをHDDに移動する運用にすれば、SSDの空き容量を確保しながら、過去の配信データも保持できるのです。

ただし、HDDはゲームのインストール先としては不適切です。

ロード時間が大幅に延び、オープンワールドゲームなどではテクスチャの読み込みが間に合わずポップインが発生することもあります。

ゲームは必ずSSDにインストールし、HDDはあくまでアーカイブ保存用と割り切るのが賢明でしょう。

冷却システムの選択

冷却システムの選択

空冷クーラーで十分な理由

Core Ultra 7 265KやRyzen 7 9700Xは、前世代のCPUと比較して発熱が抑制されており、高性能な空冷CPUクーラーで十分に冷却可能です。

配信用途では長時間の連続稼働が前提となるため、冷却システムの信頼性が重要になります。

空冷クーラーは構造がシンプルで故障リスクが低く、メンテナンスもほとんど不要という点で、配信用PCに適しているのです。

DEEPCOOLのAK620やサイズの虎徹 Mark IIIといったミドルレンジの空冷クーラーでも、Core Ultra 7 265KやRyzen 7 9700Xを十分に冷却できます。

これらのクーラーは静音性にも優れており、配信中のマイクにファンノイズが乗りにくいのも大きなメリットです。

配信者にとって音声品質は映像品質と同じくらい重要ですから、静音性の高い冷却システムを選ぶことは視聴者満足度の向上に直結するのです。

水冷クーラーを選ぶべきケース

より高い冷却性能を求めるなら、簡易水冷クーラーも選択肢に入ります。

特にCore Ultra 9 285Kのようなハイエンドモデルを選択する場合や、CPUをオーバークロックして使用する場合は、水冷クーラーの方が安定した冷却が可能です。

DEEPCOOLのLS720やCorsairのiCUE H150i ELITEといった360mmラジエーター搭載モデルなら、長時間の配信でもCPU温度を低く保ち、ブーストクロックを維持しやすくなります。

ただし水冷クーラーには、ポンプ故障のリスクや定期的なメンテナンスの必要性というデメリットもあります。

配信を本業として毎日長時間稼働させるなら、信頼性の高いメーカーの水冷クーラーを選び、定期的に動作状況をチェックする必要があるでしょう。

ポンプの異音や冷却性能の低下に気づいたら、早めに交換することが重要です。


ケース内エアフローの最適化

CPUクーラーの性能を最大限に引き出すには、ケース内のエアフローを最適化する必要があります。

前面に吸気ファンを2〜3基、背面と天面に排気ファンを1〜2基配置することで、ケース内に効率的な空気の流れを作り出せます。

特にRTX5060Tiは動作時に200W前後の熱を発生するため、GPU周辺の熱気を速やかに排出できるエアフロー設計が重要なのです。

BTOパソコンを選ぶ際は、ケースのエアフロー設計とファン構成を確認しましょう。

標準構成でファンが少ない場合は、カスタマイズでファンを追加するのも効果的です。

ただしファンを増やしすぎると騒音が増加するため、静音性とのバランスを考える必要があります。

配信用途では、冷却性能と静音性の両立が理想的なのです。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R65P

パソコンショップSEVEN ZEFT R65P
【ZEFT R65P スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
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パソコンショップSEVEN SR-u5-4080J/S9

パソコンショップSEVEN SR-u5-4080J/S9
【SR-u5-4080J/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN IW-BL634B/300B2
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット300W 80Plus BRONZE認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT R62X

パソコンショップSEVEN ZEFT R62X
【ZEFT R62X スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN SR-ar9-9180R/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9180R/S9
【SR-ar9-9180R/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen9 7950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.50GHz(ベース)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS ROG Hyperion GR701 ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
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パソコンショップSEVEN SR-ar9-9180R/S9

PCケースの選択基準

PCケースの選択基準

配信映えするケースデザイン

配信者のPCは、視聴者の目に触れる機会が多いため、デザイン性も重要な選択基準になります。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは、内部のパーツが美しく見え、配信画面に映り込んだときに視覚的なインパクトを与えられます。

NZXTのH9シリーズやLian LiのO11 Dynamicシリーズは、ピラーレスデザインの代表格として配信者に人気があるのです。

木製パネルを採用したケースも、落ち着いた雰囲気の配信環境を作りたい方におすすめです。

Fractal DesignのNorth シリーズやCorsairの木目調パネルモデルは、高級感のある外観で配信部屋の雰囲気を格上げしてくれます。

ゲーミング感の強いRGBライティングが苦手な方や、大人の配信者として落ち着いた印象を与えたい方には、木製パネルケースが最適でしょう。

実用性重視ならスタンダードケース

デザインよりも実用性を重視するなら、側面1面が強化ガラス製でエアフローに優れたスタンダードケースが最適です。

DEEPCOOLのCH560やCOOLER MASTERのMasterBox シリーズは、優れたエアフロー設計と拡張性を持ちながら、価格も抑えられているため、コストパフォーマンスに優れています。

配信用PCは長時間稼働が前提となるため、冷却性能を最優先するのは理にかなった選択なのです。

ケース選びで見落としがちなのが、メンテナンス性です。

配信用PCは毎日長時間使用するため、ホコリが溜まりやすく、定期的な清掃が必要になります。

フロントパネルやダストフィルターが簡単に取り外せるケースを選ぶことで、メンテナンスの手間を大幅に削減できるのです。

ケースサイズの選択

ケースサイズは、設置スペースと拡張性のバランスで選びます。

ミドルタワーケースが最も汎用性が高く、RTX5060TiとATXマザーボードを余裕を持って収納でき、将来的なパーツ交換にも対応しやすいのです。

デスク上のスペースが限られている場合は、MicroATXケースも選択肢になりますが、エアフローや拡張性がやや制限されるため、配信用途では慎重に検討する必要があります。

フルタワーケースは拡張性と冷却性能に優れていますが、サイズが大きく設置スペースを取るため、配信部屋のレイアウトによっては不向きな場合もあります。

配信カメラに映る範囲にPCを置く場合は、ケースサイズが画角に与える影響も考慮すべきでしょう。

電源ユニットの選定

電源ユニットの選定

必要な電源容量の計算

RTX5060Ti搭載PCの電源容量は、650W〜750Wが適切な範囲です。

RTX5060Tiの消費電力は最大200W程度、Core Ultra 7 265KやRyzen 7 9700Xは最大150W程度、その他のパーツを合わせると、システム全体で400〜450W程度の消費電力になります。

電源ユニットは定格容量の50〜80%程度で使用するのが最も効率が良く、発熱も抑えられるため、650W〜750Wの電源を選ぶのが理想的なのです。

電源容量に余裕を持たせることで、将来的なパーツアップグレードにも対応できます。

例えば、RTX5060TiからRTX5070Tiにアップグレードする場合でも、750W電源なら問題なく対応できるでしょう。

配信用PCは長期間使用することが多いため、将来の拡張性を考慮した電源選びが重要なのです。

80PLUS認証のグレード

電源ユニットの効率を示す80PLUS認証は、Bronze、Silver、Gold、Platinum、Titaniumの5段階があります。

配信用途では、80PLUS Gold以上を選ぶのが推奨されます。

効率の高い電源は発熱が少なく、ファンの回転数も抑えられるため、静音性が向上するのです。

配信中のマイクにファンノイズが乗るのを防ぐためにも、高効率な電源を選ぶメリットは大きいといえます。

80PLUS Platinumや80PLUS Titaniumは効率がさらに高いですが、価格も高くなります。

コストパフォーマンスを考えると、80PLUS Goldが最もバランスの取れた選択でしょう。

電気代の節約効果も期待できますが、毎日長時間配信する場合でも、GoldとPlatinumの電気代の差は年間で数千円程度にしかならないため、価格差が大きい場合はGoldで十分なのです。

電源の信頼性とメーカー

電源ユニットは、PC全体の安定性を左右する重要なパーツです。

配信中に電源トラブルが発生すると、システムがシャットダウンして配信が中断するだけでなく、最悪の場合は他のパーツを巻き込んで故障する可能性もあります。

Corsair、Seasonic、EVGA、Antecといった信頼性の高いメーカーの電源を選ぶことが、安定した配信環境を構築する上で欠かせないのです。

BTOパソコンを選ぶ際は、電源メーカーと型番を確認しましょう。

標準構成で無名メーカーの電源が搭載されている場合は、カスタマイズで信頼性の高いメーカーの電源に変更することを強く推奨します。

電源の故障は他のパーツへの連鎖的なダメージを引き起こすリスクがあるため、ここをケチるのは得策ではありません。

マザーボードの選択ポイント

マザーボードの選択ポイント

チップセットの選び方

Intel Core Ultra 7 265Kを使用する場合、マザーボードのチップセットはZ890が最適です。

Z890チップセットはオーバークロックに対応し、PCIe 5.0レーンを豊富に備えているため、将来的な拡張性が高いのです。

配信用途ではオーバークロックの必要性は低いですが、メモリのXMP設定を有効にして定格以上の速度で動作させる場合、Z890チップセットが必要になります。

AMD Ryzen 7 9700Xを使用する場合は、X870またはB850チップセットが選択肢になります。

X870は拡張性と機能性に優れていますが、価格も高くなります。

配信用途で必要十分な機能を備えたB850チップセットでも、DDR5メモリとPCIe 5.0 SSDに対応しており、実用上の不足はないでしょう。

コストパフォーマンスを重視するなら、B850チップセットのマザーボードが最適なのです。

拡張スロットと接続端子

配信用PCのマザーボードには、十分な拡張スロットと接続端子が必要です。

PCIe x16スロットはGPU用に1本、PCIe x4スロットはキャプチャーボード用に1本確保できると、外部機器からの映像入力にも対応できます。

例えば、コンソールゲームを配信する場合や、複数のカメラを使用する場合に、キャプチャーボードが必要になるのです。

USB端子の数と規格も重要です。

配信では、マイク、Webカメラ、ストリームデッキ、外付けストレージなど、多数のUSB機器を接続することになります。

USB 3.2 Gen2端子が背面に4つ以上、USB 2.0端子が2つ以上あると、周辺機器の接続に困らないでしょう。

フロントパネルにUSB Type-C端子があると、スマートフォンの接続や外付けSSDの一時的な接続に便利なのです。

ネットワーク機能

配信用PCのマザーボードには、2.5GbE以上の有線LANポートが搭載されているモデルを選ぶべきです。

配信では大量のデータをアップロードするため、ネットワーク帯域が不足すると配信品質が低下したり、途切れたりするリスクがあります。

2.5GbE LANなら、1080p60fps配信で必要な帯域を余裕を持って確保でき、同時に録画ファイルをNASにバックアップするような使い方でも帯域不足に陥りにくいのです。

Wi-Fi機能は、有線LAN接続が困難な環境では必須になります。

最新のWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)対応マザーボードなら、6GHz帯を使用することで混雑を避け、安定した高速通信が可能です。

ただし配信用途では、可能な限り有線LAN接続を推奨します。

無線接続は遅延や切断のリスクがあり、配信の安定性に影響を与える可能性があるからです。

推奨スペック構成例

推奨スペック構成例

コストパフォーマンス重視構成

予算を抑えながら快適な配信環境を構築したい方には、以下の構成がおすすめです。

パーツ 推奨モデル 価格目安
GPU GeForce RTX5060Ti 60,000円
CPU AMD Ryzen 7 9700X 45,000円
マザーボード B850チップセット 25,000円
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2) 18,000円
ストレージ(システム) 1TB PCIe Gen.4 SSD 12,000円
ストレージ(データ) 2TB PCIe Gen.4 SSD 20,000円
CPUクーラー 空冷クーラー(DEEPCOOL AK620) 6,000円
電源 750W 80PLUS Gold 15,000円
ケース ミドルタワー(DEEPCOOL CH560) 10,000円
合計 約211,000円

この構成は、配信に必要な性能を確保しながら、コストを抑えた実用的なバランスになっています。
Ryzen 7 9700Xは消費電力が低く冷却しやすいため、空冷クーラーでも十分に性能を引き出せるのです。
32GBメモリで一般的な配信環境に対応でき、2ドライブ構成でストレージの負荷分散も実現しています。

バランス重視構成

性能と価格のバランスを重視し、より快適な配信環境を求める方には、以下の構成が最適です。

パーツ 推奨モデル 価格目安
GPU GeForce RTX5060Ti 60,000円
CPU Intel Core Ultra 7 265K 50,000円
マザーボード Z890チップセット 35,000円
メモリ DDR5-5600 64GB(32GB×2) 35,000円
ストレージ(システム) 1TB PCIe Gen.4 SSD 12,000円
ストレージ(データ) 4TB PCIe Gen.4 SSD 38,000円
CPUクーラー 簡易水冷360mm(DEEPCOOL LS720) 18,000円
電源 750W 80PLUS Platinum 20,000円
ケース ピラーレスケース(NZXT H9) 25,000円
合計 約293,000円

この構成は、64GBメモリと4TBデータドライブを搭載することで、より高度な配信環境に対応できます。
複数のゲームを同時に起動したり、配信の合間に動画編集を行ったりする使い方でも、メモリ不足やストレージ不足に悩まされることはないでしょう。
簡易水冷クーラーを採用することで、長時間配信でもCPU温度を安定させられるのです。

ハイエンド構成

配信を本業として、最高の環境を構築したい方には、以下の構成を推奨します。

パーツ 推奨モデル 価格目安
GPU GeForce RTX5070Ti 90,000円
CPU AMD Ryzen 7 9800X3D 65,000円
マザーボード X870チップセット 45,000円
メモリ DDR5-6000 64GB(32GB×2) 42,000円
ストレージ(システム) 2TB PCIe Gen.4 SSD 20,000円
ストレージ(データ) 4TB PCIe Gen.4 SSD 38,000円
CPUクーラー 簡易水冷360mm(Corsair iCUE H150i) 25,000円
電源 850W 80PLUS Platinum 25,000円
ケース プレミアムケース(Lian Li O11 Dynamic) 30,000円
合計 約380,000円

この構成は、RTX5070TiとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせにより、1440p配信や高フレームレート配信にも余裕で対応できます。
競技性の高いFPSゲームを配信する場合や、視聴者に最高品質の映像を届けたい場合に、この構成の真価が発揮されるのです。
2TBのシステムドライブにより、多数のゲームをインストールしても容量不足に悩まされることはないでしょう。

配信ソフトウェアの設定

配信ソフトウェアの設定

OBS Studioの最適設定

RTX5060Ti搭載PCでOBS Studioを使用する場合、エンコーダ設定が配信品質を左右します。

エンコーダは「NVIDIA NVENC H.264」または「NVIDIA NVENC AV1」を選択し、プリセットは「Quality」または「Max Quality」に設定することで、CPUに負荷をかけずに高画質な配信が実現できるのです。

レート制御はCBR(固定ビットレート)を選択し、Twitchなら6000kbps、YouTubeなら8000〜12000kbpsに設定するのが標準的です。

出力解像度は、配信するゲームとネットワーク帯域に応じて選択します。

1080p60fpsが最も一般的ですが、アップロード帯域が十分にあり、視聴者に最高品質を届けたい場合は1440p60fpsも選択肢になります。

ただし1440p配信は視聴者側の回線速度も要求されるため、視聴者層を考慮して決定する必要があるでしょう。

配信シーンの構築

OBS Studioのシーン機能を活用することで、プロフェッショナルな配信画面を構築できます。

ゲームプレイシーン、雑談シーン、休憩シーン、エンディングシーンなど、複数のシーンを事前に用意しておくことで、配信中にスムーズに画面を切り替えられるのです。

各シーンには、Webカメラ映像、マイク音声、BGM、アラート表示、チャット表示などのソースを適切に配置し、視聴者が見やすく情報が伝わりやすいレイアウトを心がけましょう。

シーン切り替えにトランジション効果を設定すると、配信の見栄えが向上します。

フェードやスライドといった控えめなトランジションを使用することで、プロフェッショナルな印象を与えられるのです。

ただしトランジション時間は500ms程度に抑え、視聴者を待たせないようにすることが重要です。

プラグインの活用

OBS Studioには、配信を便利にする多数のプラグインがあります。

特に配信者に人気なのが、ノイズ抑制プラグインのNVIDIA Broadcast、配信画面にアラートを表示するStreamlabs、チャットを画面に表示するChat Overlayなどです。

これらのプラグインを活用することで、視聴者とのインタラクションを強化し、配信の魅力を高められるのです。

ただしプラグインを入れすぎると、OBS Studioの動作が不安定になったり、CPU負荷が増加したりするリスクがあります。

本当に必要なプラグインだけを厳選し、定期的に使用状況を見直すことが重要でしょう。

配信の安定性を最優先に考え、プラグインは必要最小限に抑えるのが賢明なのです。

配信環境の周辺機器

配信環境の周辺機器

マイクの選択

配信の音声品質は、視聴者の満足度に直結する重要な要素です。

コンデンサーマイクまたはダイナミックマイクを使用することで、クリアで聞き取りやすい音声を配信できます。

Blue YetiやAudio-Technica AT2020といったUSBコンデンサーマイクは、接続が簡単で音質も良好なため、配信初心者から中級者まで幅広く使われています。

より高音質を求めるなら、XLR接続のマイクとオーディオインターフェースの組み合わせが最適です。

Shure SM7BやElectro-Voice RE20といったダイナミックマイクは、プロの配信者や放送業界でも使用される定番モデルで、ノイズに強く安定した音質が得られるのです。

オーディオインターフェースにはYamaha AG03やFocusrite Scarlett 2i2などが人気で、マイクゲインの調整やモニタリングが容易になります。

Webカメラとライティング

顔出し配信をする場合、Webカメラとライティングの品質が視聴者の印象を大きく左右します。

Logicool StreamCam、Razer Kiyo Proといった配信向けWebカメラは、1080p60fps撮影に対応し、オートフォーカスや露出調整機能が優れているため、安定した映像品質を提供してくれるのです。

ライティングは、顔を明るく均一に照らすことで、プロフェッショナルな印象を与えられます。

リングライトやソフトボックスライトを使用し、顔の正面と斜め前方から光を当てることで、影を減らし立体感のある映像になります。

ライティングへの投資は、Webカメラのアップグレードよりも費用対効果が高いともいわれています。

ストリームデッキとコントロール機器

配信中のシーン切り替えや音量調整、エフェクト発動などを素早く行うには、Elgato Stream Deckのようなコントロール機器が便利です。

物理ボタンにOBS Studioの機能を割り当てることで、マウス操作なしで配信をコントロールでき、ゲームプレイに集中しながら配信管理ができるのです。

Stream Deckには複数のモデルがあり、6ボタンのMini、15ボタンのスタンダード、32ボタンのXLから選択できます。

配信初心者ならMiniで十分ですが、複雑なシーン構成や多数のエフェクトを使用する場合は、スタンダード以上のモデルが使いやすいでしょう。

BTOパソコンショップの選び方

BTOパソコンショップの選び方

カスタマイズの自由度

配信用PCをBTOパソコンで購入する場合、パーツメーカーを選択できるショップを選ぶことが重要です。

メモリ、ストレージ、CPUクーラー、電源などのメーカーを指定できれば、信頼性の高い構成を組めます。

標準構成で無名メーカーのパーツが使用されているショップは避け、Crucial、WD、DEEPCOOL、Corsairといった定評のあるメーカーを選択できるショップを選びましょう。

カスタマイズ項目の豊富さも重要です。

メモリ容量、ストレージ容量、CPUクーラーのグレード、ケースの種類など、細かくカスタマイズできるショップなら、自分の配信スタイルに最適化した構成を組めるのです。

逆にカスタマイズ項目が少ないショップは、標準構成が自分のニーズに合わない場合、妥協を強いられることになります。

サポート体制と保証

配信用PCは長時間連続稼働が前提となるため、万が一のトラブルに備えたサポート体制が重要です。

24時間365日のサポート窓口があるショップや、出張修理サービスを提供しているショップなら、配信スケジュールへの影響を最小限に抑えられます。

保証期間も確認し、最低でも1年、できれば3年の保証が付いているショップを選ぶのが安心でしょう。

初期不良対応の迅速さも重要なポイントです。

購入後すぐに不具合が見つかった場合、交換や修理に時間がかかると、配信スケジュールに大きな影響が出てしまいますよね。

口コミやレビューで、初期不良対応の評判を確認してから購入するのが賢明なのです。

納期と価格

BTOパソコンの納期は、ショップやカスタマイズ内容によって大きく異なります。

標準構成に近い場合は1週間程度で出荷されることもありますが、特殊なカスタマイズを行うと2〜3週間かかる場合もあります。

配信開始予定日から逆算して、余裕を持った発注が必要でしょう。

価格は、同じ構成でもショップによって数万円の差が出ることがあります。

複数のショップで見積もりを取り、価格だけでなくパーツメーカーやサポート内容も比較して、総合的に判断することが重要です。

最安値のショップが必ずしも最良の選択とは限らず、サポート体制やパーツ品質を考慮したコストパフォーマンスで判断すべきなのです。

配信PCの運用とメンテナンス

配信PCの運用とメンテナンス

定期的な清掃の重要性

配信用PCは長時間稼働するため、ホコリが溜まりやすく、定期的な清掃が欠かせません。

月に1回程度、ケース内部のホコリを除去することで、冷却性能を維持し、パーツの寿命を延ばせます。

特にCPUクーラーのフィンやケースファンのブレード、GPUのヒートシンクにはホコリが溜まりやすいため、エアダスターやブロワーで丁寧に清掃しましょう。

ダストフィルターが装備されているケースなら、フィルターを取り外して水洗いすることで、簡単に清掃できます。

フィルターを清掃するだけでも、ケース内へのホコリの侵入を大幅に減らせるため、内部清掃の頻度を下げられるのです。

配信前の日課として、フィルターの状態をチェックする習慣をつけると良いでしょう。

温度監視とパフォーマンス管理

配信中のPC温度を監視することで、冷却システムの異常や負荷の偏りを早期に発見できます。

HWiNFOやMSI Afterburnerといった監視ソフトを使用し、CPU温度、GPU温度、メモリ使用率、ストレージ使用率などを常時表示しておくと、異常が発生した際にすぐに気づけるのです。

CPU温度が常時80℃を超える場合や、GPU温度が85℃を超える場合は、冷却システムの見直しが必要です。

CPUクーラーのグリスを塗り直したり、ケースファンを追加したり、エアフローを改善したりすることで、温度を下げられます。

高温状態が続くとパーツの寿命が短くなるだけでなく、サーマルスロットリングによって性能が低下し、配信品質に影響が出る可能性があるのです。

ソフトウェアの更新管理

配信用PCは、OSやドライバ、配信ソフトを常に最新の状態に保つことが重要です。

特にGPUドライバは、新しいゲームへの最適化やエンコード性能の改善が含まれることが多いため、NVIDIAから新しいドライバがリリースされたら、できるだけ早く更新しましょう。

ただし配信直前のドライバ更新は避け、配信のない日にテストを兼ねて更新するのが安全です。

Windows Updateも定期的に適用する必要がありますが、大型アップデートは配信環境に影響を与える可能性があるため、慎重に対応すべきです。

アップデート後は、OBS Studioの動作確認、マイクやWebカメラの認識確認、配信テストを行い、問題がないことを確認してから本番配信に臨みましょう。

配信品質を向上させるテクニック

配信品質を向上させるテクニック

ビットレートと解像度のバランス

配信品質を最大化するには、ビットレートと解像度のバランスが重要です。

高解像度で配信しても、ビットレートが不足していると、動きの激しいシーンでブロックノイズが発生し、かえって画質が悪化してしまいますよね。

1080p60fps配信なら8000kbps以上、1440p60fps配信なら12000kbps以上のビットレートを確保することで、高画質な配信が実現できるのです。

アップロード帯域が限られている場合は、解像度を下げてビットレートを確保する方が、結果的に高画質な配信になります。

例えば、1440p配信で8000kbpsよりも、1080p配信で8000kbpsの方が、視聴者にとって見やすい映像になるのです。

配信プラットフォームの推奨設定を参考にしながら、自分の回線環境に合った設定を見つけることが重要でしょう。

フレームレートの選択

配信のフレームレートは、ゲームのジャンルと視聴者の期待に応じて選択します。

FPSやレーシングゲームのような動きの激しいゲームは60fpsで配信することで、滑らかな映像を視聴者に届けられます。

一方、RPGやストラテジーゲームのような動きの少ないゲームは、30fpsでも十分な場合があり、ビットレートを節約できるのです。

ただし現在の配信環境では、60fps配信が標準になりつつあり、視聴者も60fpsの滑らかな映像を期待しています。

RTX5060TiのNVENCエンコーダなら、60fps配信でもCPUやGPUに大きな負荷をかけずに処理できるため、基本的には60fpsで配信するのが推奨されます。

配信遅延の最小化

配信遅延を最小化することで、視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションが可能になります。

OBS Studioの設定で「低遅延モード」を有効にし、配信プラットフォーム側でも低遅延設定を選択することで、遅延を5〜10秒程度まで短縮できるのです。

Twitchの「低遅延モード」やYouTubeの「超低遅延」を活用しましょう。

ただし低遅延モードは、視聴者側の回線が不安定な場合にバッファリングが発生しやすくなるデメリットもあります。

視聴者層の回線環境を考慮し、遅延とバッファリングのバランスを取ることが重要です。

競技性の高いゲームを配信する場合や、視聴者参加型の配信を行う場合は、低遅延を優先すべきでしょう。

よくある質問

よくある質問

RTX5060TiとRTX5070のどちらを選ぶべきか

配信用途では、RTX5060Tiで十分な性能が得られます。

RTX5070は1440p高フレームレートゲーミングや4K配信を視野に入れる場合に選択すべきで、1080p配信が中心ならRTX5060Tiの方がコストパフォーマンスに優れているのです。

浮いた予算をメモリやストレージの増強に回す方が、配信環境全体の快適性が向上するでしょう。

配信用PCでゲーム以外の用途にも使えるか

配信用PCは高性能なため、動画編集、3Dモデリング、プログラミングなど、さまざまな用途に対応できます。

特に32GB以上のメモリを搭載していれば、Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveでの動画編集も快適に行えるのです。

配信の合間に動画編集を行ったり、サムネイル作成をしたりする使い方も問題なくこなせます。

配信PCの寿命はどれくらいか

適切にメンテナンスすれば、配信PCは3〜5年程度は快適に使用できます。

ただしゲームの要求スペックは年々上昇するため、3年後には最新ゲームを最高設定で配信するのが難しくなる可能性があります。

その場合でも、GPUだけをアップグレードすることで、さらに2〜3年延命できるでしょう。

電源容量に余裕を持たせておくことで、将来のアップグレードがスムーズになるのです。

配信中にゲームが重くなる場合の対処法

配信中にゲームが重くなる場合、まずOBS Studioのエンコーダ設定を確認しましょう。

エンコーダが「x264」になっている場合は、「NVIDIA NVENC」に変更することで、CPU負荷を大幅に軽減できます。

それでも改善しない場合は、ゲーム側の設定を下げるか、配信解像度を1080pから900pや720pに下げることで、負荷を軽減できるのです。

メモリ使用率が90%を超えている場合は、バックグラウンドアプリを終了するか、メモリを増設する必要があります。

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