プロが教える DaVinci Resolve 映像編集PC 失敗しない構成とは?

目次

DaVinci Resolveに最適なPCスペックの考え方

DaVinci Resolveに最適なPCスペックの考え方

なぜ一般的な編集PCでは不十分なのか

DaVinci Resolveは他の映像編集ソフトとは根本的に異なる設計思想を持っています。

Adobe Premiere ProやFinal Cut Proが比較的軽量な動作を前提としているのに対し、DaVinci ResolveはカラーグレーディングやVFX処理を前提とした重量級のソフトウェアとして開発されているのです。

DaVinci Resolveを快適に動かすには、GPU性能とメモリ容量が特に重要になります。

CPUだけが高性能でも、グラフィックボードが貧弱だとカラーページでの作業が著しく遅延してしまいますよね。

私自身、過去にCPU重視で組んだマシンでResolveを動かして後悔した経験があります。

このソフトウェアの特徴として、リアルタイムプレビューやノード処理の大部分をGPUに依存する設計になっていることが挙げられます。

4K素材を扱う場合は最低でも16GBのVRAMを搭載したグラフィックボードが必要ですし、8K編集を視野に入れるなら24GB以上が望ましいでしょう。

プロジェクトの解像度別に求められる性能

フルHD編集とRAW素材の8K編集では、必要なスペックが天と地ほど違います。

まずは自分が扱う素材の解像度と形式を明確にすることが、PC構成を決める第一歩。

フルHD(1920×1080)での編集なら、エントリークラスのグラフィックボードでも対応できる場合もありますが、カラーグレーディングを本格的に行うなら話は別です。

4K(3840×2160)素材を扱うなら、ミドルレンジ以上のGPUとメモリ32GB以上が必須ラインになってきます。

8K素材やRAW形式のファイルを扱う場合は、ハイエンド構成が前提。

妥協すると作業効率が著しく低下するだけでなく、プレビュー再生すらままならない状況に陥ってしまいます。

グラフィックボード選びが成否を分ける

グラフィックボード選びが成否を分ける

NVIDIA vs AMD どちらを選ぶべきか

DaVinci ResolveにおいてはNVIDIA GeForce RTX 50シリーズ、またはRadeon RX 90シリーズのどちらも優れた選択肢となります。

ただし、それぞれに明確な特性の違いがあることを理解しておく必要があります。

NVIDIA GeForce RTX 50シリーズは、Blackwellアーキテクチャ採用により第4世代RTコアと第5世代Tensorコアを搭載し、AI処理性能が飛躍的に向上しています。

DaVinci ResolveのAI機能、例えばマジックマスクやスーパースケールといった機能を頻繁に使用するなら、NVIDIAの選択は理にかなっているでしょう。

GDDR7メモリと最大1.8TB/sの高速帯域により、4K以上の高解像度素材でも快適な編集環境を実現できます。

一方、Radeon RX 90シリーズはRDNA 4アーキテクチャにより、コストパフォーマンスに優れた選択肢として注目されています。

FSR 4の機械学習ベースのアップスケーリング技術は、DaVinci Resolveのレンダリング処理においても効果を発揮することが分かっています。

解像度別の推奨グラフィックボード

フルHD編集を中心に行うなら、GeForce RTX 5060TiまたはRadeon RX 9060XTで充分な性能を確保できます。

VRAM容量も8GB以上あれば、複数のエフェクトを重ねても問題なく動作するでしょう。

4K編集を本格的に行うなら、GeForce RTX 5070TiまたはRadeon RX 9070XTが最適解になります。

これらのモデルはVRAM容量が16GB搭載されており、カラーグレーディング作業でも余裕を持った運用が可能です。

私が実際にRTX 5070Tiで4K ProRes素材を編集したところ、ノードを10段以上重ねてもリアルタイムプレビューが維持できたのは驚きのひとことです。

8K編集やRAW素材を扱うプロフェッショナル用途では、GeForce RTX 5080以上が必須ラインとなります。

RTX 5090は24GBのVRAMを搭載し、複雑なVFX処理やカラーグレーディングでも安定したパフォーマンスを発揮してくれます。

解像度 推奨GPU(NVIDIA) 推奨GPU(AMD) VRAM容量
フルHD GeForce RTX 5060Ti Radeon RX 9060XT 8GB以上
4K GeForce RTX 5070Ti Radeon RX 9070XT 16GB以上
8K/RAW GeForce RTX 5080/5090 Radeon RX 9070XT×2 20GB以上

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 49138 101528 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32446 77761 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30429 66494 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30351 73132 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27412 68654 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26749 59998 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22151 56574 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20102 50281 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16712 39215 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16141 38047 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 16002 37825 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14773 34781 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13869 30736 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13324 32232 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10921 31616 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10749 28471 115W 公式 価格

コストパフォーマンスを重視するなら

予算に制約がある場合、GeForce RTX 5060TiとGeForce RTX 5070が優れたコストパフォーマンスを発揮します。

特にRTX 5070は価格と性能のバランスが絶妙で、4K編集にも対応できる実力を持っているのです。

Radeon側では、RX 9070XTとRX 9060XTがコスパに優れた選択肢。

特にRX 9070XTは、NVIDIA製品と比較して価格が抑えられている傾向にあり、予算を他のパーツに回せるメリットがあります。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN SR-ar5-5580E/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar5-5580E/S9
【SR-ar5-5580E/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar5-5580E/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BC

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BC
【ZEFT R61BC スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BC

パソコンショップSEVEN ZEFT R63H

パソコンショップSEVEN ZEFT R63H
【ZEFT R63H スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R63H

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59B

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59B
【ZEFT Z59B スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH160 PLUS Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59B

パソコンショップSEVEN ZEFT R61L

パソコンショップSEVEN ZEFT R61L
【ZEFT R61L スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61L

CPUは何を選ぶべきか

CPUは何を選ぶべきか

IntelとAMDの性能差を理解する

DaVinci ResolveのCPU選びでは、コア数とクロック周波数のバランスが重要になってきます。

映像編集においては、シングルスレッド性能よりもマルチスレッド性能が作業効率を左右するため、コア数の多いモデルを選択するのが基本戦略です。

Intel Core Ultra 200シリーズは、Lion CoveとSkymontチップレット構成により、性能効率重視の設計となっています。

NPUを統合しAI処理を強化している点は、DaVinci ResolveのAI機能を活用する上で有利に働くでしょう。

発熱抑制と静音化が達成されているため、長時間のレンダリング作業でも安定した動作が期待できます。

AMD Ryzen 9000シリーズは、Zen5アーキテクチャ採用により、マルチスレッド性能で優位性を持っています。

特にX3Dモデルは3D V-Cacheを搭載し、大容量のキャッシュメモリがエンコード処理の高速化に貢献することが分かっています。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43458 2457 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43209 2261 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42232 2252 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41518 2350 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38962 2071 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38885 2042 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37640 2348 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37640 2348 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35995 2190 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35853 2227 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 34087 2201 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33220 2230 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32849 2095 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32737 2186 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29537 2033 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28816 2149 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28816 2149 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25696 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25696 2168 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23309 2205 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23297 2085 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 21057 1853 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19694 1931 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17902 1810 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16200 1772 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15435 1975 公式 価格

用途別の推奨CPU構成

フルHD編集が中心なら、Core Ultra 5 235/235FまたはRyzen 5 9600で必要十分な性能を確保できます。

これらのCPUは6コア以上を搭載しており、基本的な編集作業やカラーグレーディングには充分対応可能です。

4K編集を快適に行うなら、Core Ultra 7 265K/265KFまたはRyzen 7 9700Xが最適な選択となります。

これらは8コア以上を搭載し、複雑なエフェクト処理やマルチカム編集でも余裕を持った動作を実現してくれるのです。

コストパフォーマンスも優れており、予算とのバランスが取りやすいでしょう。

8K編集やプロフェッショナル用途では、Core Ultra 9 285K/285KFまたはRyzen 9 9950X/9950X3Dが推奨されます。

特にRyzen 9 9950X3Dは、3D V-Cacheの恩恵により、RAW素材のデコード処理で圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

用途 推奨CPU(Intel) 推奨CPU(AMD) コア数
フルHD編集 Core Ultra 5 235/235F Ryzen 5 9600 6コア以上
4K編集 Core Ultra 7 265K/265KF Ryzen 7 9700X/9800X3D 8コア以上
8K/プロ用途 Core Ultra 9 285K/285KF Ryzen 9 9950X/9950X3D 12コア以上

レンダリング速度を最優先するなら

レンダリング時間を最小化したいなら、Ryzen 9 9950X3Dが最強の選択肢といえます。

16コア32スレッドに加えて、3D V-Cacheによる大容量キャッシュが、エンコード処理の高速化に大きく貢献するからです。

Intel側では、Core Ultra 9 285K/285KFがNPU統合によるAI処理の強化を実現しており、DaVinci ResolveのAI機能を多用する場合は有力な候補になります。

ただし、純粋なレンダリング速度ではRyzen 9000シリーズに一歩譲る場面もあるでしょう。


メモリ容量は妥協してはいけない

メモリ容量は妥協してはいけない

DDR5メモリの重要性

DaVinci Resolveは、メモリを大量に消費するソフトウェアとして知られています。

メモリ不足は作業効率の低下だけでなく、クラッシュの原因にもなるため、充分な容量を確保することが絶対条件です。

現在の主流はDDR5-5600規格であり、Intel Core Ultra 200シリーズもAMD Ryzen 9000シリーズもDDR5に完全移行しています。

DDR4を選択する理由はもはや存在しないといっても過言ではありません。

DDR5はDDR4と比較して帯域幅が大幅に向上しており、4K以上の高解像度素材を扱う際のデータ転送速度が飛躍的に改善されているのです。

メモリメーカーの選択も重要で、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカー製品を選ぶことで、長期的な安定動作が期待できます。

特にMicronのCrucialブランドは、コストパフォーマンスと信頼性のバランスが優れており、BTOパソコンでも採用されることが多いですね。

解像度別の推奨メモリ容量

フルHD編集なら16GBでも最低限の作業は可能ですが、カラーグレーディングやエフェクトを多用する場合は32GBを推奨します。

メモリ不足によるスワップが発生すると、作業効率が著しく低下してしまいますよね。

4K編集では、32GBが実質的な最低ラインで、快適性を求めるなら64GBが理想的です。

私が32GBで4K編集を行っていた時期は、複数のタイムラインを開くとメモリ使用率が90%を超えることもあり、64GBに増設してからは作業の快適性が劇的に向上しました。

8K編集やRAW素材を扱うプロフェッショナル用途では、64GB以上が必須となります。

複雑なプロジェクトでは128GBでも不足する場合があり、予算が許すなら最初から大容量を搭載しておくのが賢明でしょう。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R64J

パソコンショップSEVEN ZEFT R64J
【ZEFT R64J スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R64J

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BS

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BS
【ZEFT R61BS スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GY

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GY
【ZEFT R60GY スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
キャプチャカードキャプチャボード AVERMEDIA Live Gamer 4K GC575
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GY

パソコンショップSEVEN ZEFT R64W

パソコンショップSEVEN ZEFT R64W
【ZEFT R64W スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R64W

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54ARS

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54ARS
【ZEFT Z54ARS スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54ARS

デュアルチャネル構成は必須

メモリはデュアルチャネル構成で動作させることが、DaVinci Resolveのパフォーマンスを最大化する上で極めて重要です。

16GB×2枚や32GB×2枚といった構成にすることで、メモリ帯域幅が倍増し、データ転送速度が大幅に向上します。

シングルチャネル構成では、せっかくの高性能CPUやGPUも本来の性能を発揮できません。

BTOパソコンを購入する際は、メモリ構成がデュアルチャネルになっているかどうかをチェックしましょう。

シングルチャネルで納品される可能性があるからです。

ストレージ構成で作業効率が変わる

ストレージ構成で作業効率が変わる

システムドライブと作業ドライブの分離

DaVinci Resolveを快適に運用するには、ストレージ構成の最適化が欠かせません。

システムドライブ、作業ドライブ、キャッシュドライブを分離することで、読み書き速度のボトルネックを解消できるのです。

システムドライブにはPCIe Gen.4 SSDの1TBモデルを使用し、OSとDaVinci Resolve本体をインストールします。

Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、コストパフォーマンスを考えるとGen.4が現実的な選択でしょう。

作業ドライブには2TB以上のPCIe Gen.4 SSDを用意し、編集中のプロジェクトファイルと素材を保存します。

4K素材は1時間で数百GBに達することもあるため、容量に余裕を持たせることが重要です。

キャッシュドライブは、DaVinci Resolveが生成する一時ファイルやプレビューファイルを保存する専用ドライブとして、1TB以上のSSDを割り当てます。

キャッシュファイルは頻繁に読み書きされるため、高速なSSDを使用することでプレビュー再生の快適性が大きく向上するのです。

推奨ストレージメーカーと容量

BTOパソコンや自作PCで人気のSSDメーカーは、WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアの3社です。

これらのメーカーは信頼性が高く、長期使用でも安定した性能を維持することが分かっています。

人気容量帯は2TB、1TB、4TBの順となっており、4K編集を中心に行うなら2TBの作業ドライブは最低限確保したいところ。

8K編集やRAW素材を扱うなら、4TB以上の大容量ドライブが必要になってきます。

ドライブ用途 推奨容量 推奨規格 推奨メーカー
システムドライブ 1TB PCIe Gen.4 WD、Crucial、キオクシア
作業ドライブ 2TB以上 PCIe Gen.4 WD、Crucial、キオクシア
キャッシュドライブ 1TB以上 PCIe Gen.4 WD、Crucial、キオクシア
バックアップ 4TB以上 HDD/SSD WD、Seagate

バックアップ戦略も忘れずに

編集データのバックアップは、プロフェッショナルとして絶対に怠ってはいけない要素です。

作業ドライブとは別に、バックアップ用のストレージを用意することをおすすめします。

大容量のHDDは、コストパフォーマンスに優れたバックアップ先として今でも有効な選択肢です。

ただし、ゲーミングPCで一部のユーザー以外使用されることは稀になっており、編集用途でも速度を求めるなら外付けSSDやNASの導入を検討した方がいいでしょう。

冷却システムの選択が安定性を左右する

冷却システムの選択が安定性を左右する

空冷と水冷どちらを選ぶか

Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズは、旧モデルよりも発熱が抑制されており、空冷CPUクーラーでも充分な冷却性能を確保できます。

ミドルレンジまでのCPUなら空冷で問題なく、ハイエンドCPUでも高性能な空冷クーラーなら対応可能です。

空冷CPUクーラーの人気メーカーは、DEEPCOOL、サイズ、Noctuaの3社。

特にNoctuaは冷却性能と静音性のバランスが優れており、長時間のレンダリング作業でも安定した動作を維持してくれます。

水冷CPUクーラーは、冷却性能を最優先する場合や、ケース内のエアフローを改善したい場合に有効な選択肢となります。

人気メーカーはDEEPCOOL、Corsair、NZXTで、特に簡易水冷は取り付けが容易で、メンテナンス性も優れているのです。


パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN
【ZEFT R60YN スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FY

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FY
【ZEFT R60FY スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FY

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YJ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YJ
【ZEFT R60YJ スペック】
CPUAMD Ryzen5 8500G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YJ

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7880N/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7880N/S9
【SR-ar7-7880N/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen7 8700G 8コア/16スレッド 5.10GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
メモリ64GB DDR5 (16GB x4枚 Gskill製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar7-7880N/S9

グラフィックボードの冷却も重要

DaVinci Resolveでは、GPUが長時間高負荷で動作するため、グラフィックボードの冷却も重要な要素になります。

ケース内のエアフローを最適化し、GPUに充分な冷却風が届くようにすることが、安定動作の鍵。

ケースファンを追加して、フロントからの吸気とリアからの排気を強化することで、ケース内の温度を下げることができます。

特に夏場の長時間レンダリングでは、冷却不足によるサーマルスロットリングが発生しやすいため、充分な冷却対策が必要です。

ケース選びで見落としがちなポイント

ケース選びで見落としがちなポイント

エアフローと拡張性を重視する

DaVinci Resolve用のPCでは、高性能なCPUとGPUを搭載するため、ケース内の発熱量が大きくなります。

エアフローに優れたケースを選ぶことで、各パーツの温度を適切に管理し、安定した動作を実現できるのです。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは、見た目の美しさだけでなく、内部の確認がしやすいメリットがあります。

人気メーカーはNZXT、Lian Li、Antecで、特にNZXTのピラーレスケースはデザイン性と機能性のバランスが優れていますね。

デザイン性の高い木製パネルやフロントパネルに高級木材を使用したケースも人気が上昇中です。

Fractal Design、Corsair、Lian Liといったメーカーが、洗練されたデザインのモデルを展開しており、オフィスや自宅のインテリアに調和する外観を実現できます。

拡張性と将来性を考慮する

ストレージを複数搭載する必要があるため、3.5インチベイや2.5インチベイが充分に確保されているケースを選ぶことが重要です。

将来的にストレージを増設する可能性も考慮して、余裕のある構成を選択しましょう。

グラフィックボードの長さにも注意が必要で、ハイエンドモデルは300mmを超える長さになることもあります。

ケースの対応サイズを事前に確認し、充分なクリアランスがあることを確かめておくべきです。

電源ユニットは余裕を持たせる

電源ユニットは余裕を持たせる

必要な電源容量の計算方法

DaVinci Resolve用のPCは、高性能なCPUとGPUを搭載するため、消費電力が大きくなります。

電源容量は、各パーツの消費電力の合計に対して、最低でも30%以上の余裕を持たせることが推奨されるのです。

GeForce RTX 5090を搭載する場合、GPU単体で450W程度の消費電力があり、CPUやその他のパーツを含めると、システム全体で700W以上の消費電力になります。

この場合、850W以上の電源ユニットが必要になるでしょう。

RTX 5070TiやRX 9070XTクラスのミドルハイGPUなら、GPU単体で250W程度、システム全体で500W程度となるため、650W以上の電源ユニットで充分な余裕が確保できます。

80 PLUS認証と信頼性

電源ユニットの効率を示す80 PLUS認証は、Bronze、Silver、Gold、Platinum、Titaniumの5段階があります。

DaVinci Resolveのような長時間稼働するアプリケーションでは、電源効率が高いGold以上の認証モデルを選ぶことで、電気代の節約と発熱の抑制が期待できるのです。

信頼性の高いメーカーとしては、Corsair、Seasonic、EVGA、Antecなどが挙げられます。

電源ユニットの故障は、システム全体に影響を及ぼす可能性があるため、信頼性を重視した選択が重要です。

BTOパソコンと自作PCどちらを選ぶか

BTOパソコンと自作PCどちらを選ぶか

BTOパソコンのメリットとデメリット

BTOパソコンは、パーツ選びからOS設定まで、すべてショップが行ってくれるため、初心者でも安心して購入できます。

保証期間中のサポートも充実しており、トラブルが発生した際も対応してもらえるのは大きなメリットでしょう。

一方で、パーツの選択肢が限られている場合があり、特定のメーカーやモデルを指定できないこともあります。

人気メーカーが選べるBTOパソコンショップを選ぶことで、この問題はある程度解決できますが、完全に自由な構成にはならない点は理解しておく必要があります。

自作PCのメリットとデメリット

自作PCは、すべてのパーツを自分で選択できるため、理想的な構成を実現できます。

予算配分も自由に調整でき、重視するパーツに予算を集中させることが可能です。

ただし、パーツの相性問題やトラブルシューティングは自分で行う必要があり、ある程度の知識と経験が求められます。

組み立てに失敗してパーツを破損させるリスクもあるため、初心者には敷居が高いと感じる方もいるのではないでしょうか。

結局どちらを選ぶべきか

初めてDaVinci Resolve用のPCを購入するなら、BTOパソコンが安全で確実な選択といえます。

特に、パーツメーカーを指定できるBTOショップを選べば、自作PCに近い自由度を確保しつつ、保証とサポートのメリットも享受できるのです。

自作PCは、すでに組み立て経験があり、パーツの相性や設定に関する知識を持っている方におすすめします。

予算を最適化し、完全にカスタマイズされた構成を実現できるメリットは、経験者にとって魅力的でしょう。

実際の推奨構成例

実際の推奨構成例

フルHD編集向けエントリー構成

フルHD素材を中心に編集し、カラーグレーディングも基本的な範囲で行う場合の構成です。

予算を抑えつつ、必要な性能を確保できます。

  1. CPU:Core Ultra 5 235FまたはRyzen 5 9600
  2. GPU:GeForce RTX 5060TiまたはRadeon RX 9060XT
  3. メモリ:DDR5-5600 16GB×2(32GB)
  4. ストレージ:システム用Gen.4 SSD 1TB、作業用Gen.4 SSD 1TB
  5. 電源:650W 80 PLUS Gold
  6. CPUクーラー:空冷(DEEPCOOL、サイズ製)
  7. ケース:スタンダードケース(DEEPCOOL、COOLER MASTER製)

この構成なら、フルHD編集は快適に行えますし、簡単な4K編集にも対応できる実力があります。
予算は20万円前後で実現可能でしょう。

4K編集向けミドルハイ構成

4K素材を中心に編集し、本格的なカラーグレーディングやVFX処理を行う場合の構成です。

プロフェッショナルな作業にも対応できる、バランスの取れた構成となっています。

  1. CPU:Core Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3D
  2. GPU:GeForce RTX 5070TiまたはRadeon RX 9070XT
  3. メモリ:DDR5-5600 32GB×2(64GB)
  4. ストレージ:システム用Gen.4 SSD 1TB、作業用Gen.4 SSD 2TB、キャッシュ用Gen.4 SSD 1TB
  5. 電源:750W 80 PLUS Gold
  6. CPUクーラー:簡易水冷240mm(DEEPCOOL、Corsair製)
  7. ケース:ピラーレスケースまたは木製パネルケース(NZXT、Fractal Design製)

この構成は、4K編集を快適に行えるだけでなく、8K素材のプレビューや簡単な編集にも対応できます。
予算は35万円から45万円程度を見込んでおくといいでしょう。

8K/RAW編集向けハイエンド構成

8K素材やRAW形式のファイルを扱い、複雑なVFX処理や高度なカラーグレーディングを行うプロフェッショナル向けの構成です。

妥協のない最高性能を追求しています。

  1. CPU:Core Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3D
  2. GPU:GeForce RTX 5090
  3. メモリ:DDR5-5600 64GB×2(128GB)
  4. ストレージ:システム用Gen.4 SSD 2TB、作業用Gen.4 SSD 4TB、キャッシュ用Gen.4 SSD 2TB
  5. 電源:1000W 80 PLUS Platinum
  6. CPUクーラー:簡易水冷360mm(Corsair、NZXT製)
  7. ケース:ピラーレスケース(NZXT、Lian Li製)

この構成なら、どんな素材でも快適に編集できますし、複数のタイムラインを同時に開いても余裕を持った動作が期待できます。
予算は70万円以上になりますが、プロフェッショナルな作業環境を実現できて初めて「投資」といえるのです。

モニター選びも重要な要素

モニター選びも重要な要素

色域カバー率と解像度

DaVinci Resolveでカラーグレーディングを行うなら、モニターの色域カバー率が極めて重要です。

sRGBカバー率99%以上、できればDCI-P3カバー率95%以上のモニターを選ぶことで、正確な色再現が可能になります。

解像度は、4K(3840×2160)以上が推奨されます。

フルHD素材を編集する場合でも、4Kモニターなら作業領域を広く取れるため、タイムラインとプレビュー画面を同時に表示しても快適に作業できるのです。

キャリブレーションの必要性

プロフェッショナルな作業では、モニターのキャリブレーションが必須となります。

キャリブレーションツールを使用して、モニターの色温度や輝度を正確に調整することで、他のデバイスでも同じ色味で表示されるようになるのです。

EIZOやBenQといったメーカーは、キャリブレーション機能を内蔵したモニターを展開しており、定期的な自動調整により、常に正確な色再現を維持できます。

初期投資は高くなりますが、長期的に見れば作業効率と品質の向上につながるでしょう。

周辺機器で作業効率を向上させる

周辺機器で作業効率を向上させる

編集コントローラーの導入

DaVinci Resolve専用の編集コントローラーを導入することで、カラーグレーディングやエディット作業の効率が劇的に向上します。

Blackmagic Design純正のDaVinci Resolve Micro Panelは、トラックボールとダイヤルにより、直感的な操作が可能です。

より本格的な作業を行うなら、DaVinci Resolve Mini PanelやAdvanced Panelの導入も検討する価値があります。

これらのコントローラーは、プロフェッショナルなカラーグレーディング作業に最適化されており、マウスとキーボードでは実現できない細かな調整が可能になるのです。

高速なネットワーク環境

複数人でプロジェクトを共有する場合や、NASに素材を保存する場合は、10GbE以上の高速ネットワーク環境が必要になります。

4K素材を複数人で同時に編集する場合、1GbEでは帯域不足が発生してしまいますよね。

10GbE対応のネットワークカードやスイッチは、以前と比較して価格が下がっており、導入しやすくなっています。

大規模なプロジェクトを扱うなら、ネットワーク環境への投資も検討すべきでしょう。

よくある質問

よくある質問

DaVinci Resolveの無料版と有料版の違いは何ですか

DaVinci Resolveには無料版のDaVinci Resolve(旧DaVinci Resolve Lite)と、有料版のDaVinci Resolve Studioがあります。

無料版でも基本的な編集、カラーグレーディング、オーディオ編集、VFX機能が使用できますが、有料版では4K以上の解像度での出力、複数GPU対応、高度なノイズリダクション、3Dツールなどの機能が追加されます。

プロフェッショナルな作業を行うなら、有料版の導入を検討した方がいいでしょう。

MacとWindowsどちらが適していますか

DaVinci ResolveはMacとWindowsの両方で動作しますが、GPU性能を重視するならWindowsの方が選択肢が広くなります。

特にNVIDIA GeForce RTX 50シリーズやAMD Radeon RX 90シリーズは、Windowsでのみ使用可能なモデルが多く、コストパフォーマンスにも優れているのです。

Macの場合、Apple Silicon搭載モデルは統合メモリアーキテクチャにより効率的な動作が可能ですが、外部GPUの選択肢が限られる点は考慮する必要があります。

メモリは32GBと64GBどちらを選ぶべきですか

4K編集を中心に行うなら、32GBでも作業は可能ですが、複雑なプロジェクトやエフェクトを多用する場合は64GBが推奨されます。

私の経験では、32GBで作業していた時期はメモリ使用率が頻繁に80%を超え、スワップが発生することもありました。

64GBに増設してからは、そのような問題が解消され、作業の快適性が大幅に向上したのです。

予算が許すなら、最初から64GBを搭載することをおすすめします。

CPUとGPUどちらを優先すべきですか

DaVinci Resolveでは、GPU性能がCPU性能よりも重要です。

カラーグレーディングやエフェクト処理の大部分がGPUで行われるため、予算配分ではGPUを優先すべきでしょう。

ただし、RAW素材のデコードやエンコード処理ではCPU性能も重要になるため、バランスを考慮した構成が理想的です。

迷った場合は、GPU性能を優先し、CPUはミドルレンジのモデルを選択するのが賢明な判断といえます。

ストレージは何TBあれば充分ですか

扱う素材の解像度と撮影時間によって必要な容量は大きく変わります。

4K素材の場合、1時間の撮影で200GB以上になることもあるため、作業ドライブには最低でも2TB、できれば4TB以上を確保したいところ。

8K素材やRAW形式の場合は、さらに大容量のストレージが必要になります。

また、完成したプロジェクトのアーカイブ用に、別途バックアップストレージを用意することも忘れてはいけません。

既存のPCをアップグレードするか新規購入するか迷っています

既存のPCが5年以内のモデルで、CPUソケットやマザーボードが現行規格に対応しているなら、GPUとメモリのアップグレードで対応できる場合もあります。

ただし、DDR4メモリを使用している旧世代のシステムの場合、DDR5への移行にはマザーボードとCPUの交換が必要になるため、結局は新規購入と変わらないコストになってしまいますよね。

システム全体の世代が古い場合は、新規購入を検討した方が長期的にはコストパフォーマンスが良いでしょう。

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